野間先生

私は3か月前まで熊本市のスポーツクラブにたまに通っていた。

6年ほど前のある日、「お酒は好きですか」と聞かれ、
「はい」と答えると、
「今度の木曜日、『午前会』と言う懇親会を開催しますが来ませんか。
なあに、ただの飲み会ですよ。
主に、午前中にこのジムに来る人の寄せ集めですけん、
4千円持って気軽に来てください」というのが、この会との始まりであった。

私は、すでにスポーツクラブの会員はやめたが、
ありがたいことに午前会の誘いがあり、
先日、久々に皆さんに会えるのを楽しみにして出席した。

「おう!山崎さん、久しぶりですなあ」会長の野間先生は、御年84歳。
一昨年、胃がんを発症され、全摘出手術をされたが、
その数か月後の午前会では、日本酒片手に以前にも増して飲まれ、
「いやあ、胃の無かけん、すぐ酔っぱらうとですよ」と言われていた。
「やっぱり、人間は、生きとる限り体も心も鍛えないかんとですばい」
と言いながら、力こぶを触れという仕草をされる。

二次会に行くときは、私たちよりも断然早く歩かれ、
30年来の馴染みのカラオケスナックに先頭に立って引率される。
もともと小学校の校長先生だったので、
引率することが癖になってらっしゃるのかもしれない。
そのスナックのママさんも、他のホステスさんも
すべて野間先生の30年来の変わらぬ人たちなので、
それ相応の年齢の女性ばかりだが、そこが楽しくてたまらない。

皆さん、昭和の歌で盛り上がった。
私も、田畑義男の歌を歌った。酔っぱらって、
「先生!死んだときは教えてくださいよ。お供えの花を贈りますから」と私が言うと、
「どっちが先かは、こればっかりはわからんとですよ」と交わされた。

仕事のつながりでも、地域のつながりでもない、
この『午前会』のご縁を大切にしたい。

皆さんとの別れ際、父が生きていれば、85歳だったことを思い出した。
颯爽と歩かれる野間先生の後ろ姿を見送りながら、
心と体を鍛えなければ、と思った。

 

↑野間先生の力こぶを見せていただいた。見習わねば!

 

↑野間先生、これからもよろしくお願いいたします

 

↑とにかく楽しい「午前会」

 

・*。.:*:・゜ ・*。.:*:・゜ ・*。.:*:・゜ ・*。.:*・゜ ・*
お問い合わせ&ご予約はこちらへ
祝☆伊勢えび漁解禁! 五足のくつ&伊賀屋では『伊勢海老まつり』を開催中!
南の島・天草でお待ちいたしております!

bnr_side01

bnr_side02